DAD×テキスト・ラボ

開設2022年4月1日
代表者
連絡先
慶應義塾大学SFCデルタ棟S103号室

目的

人工知能(AI)が様々なデータを処理し、情報システムのみならず人との協調の中でアートやデザインの分野をも加速度的に発展させるDAD(Data & AI, Art, and Design)時代をSFCは牽引しています。

DADの視点の下で、人の妄想力とその表現たるArtと構想力たるDesignを推進する原動力は、人間と情報システムそして機械のコラボレーションであり、言葉そしてテキストはその燃料となるデータの中でもコアな位置を占めると捉えられます。

本ラボラトリの目的は、

1.DAD時代に即した新たなテキスト処理技術の創出と活用方法の開発

2.DAD領域を駆使し社会を先導する人材の育成

3.技術に纏わる社会制度、法、倫理、経済、経営、芸術、各分野における大きな価値創造

を、SFCを拠点に産学官連携体制で進めることにあります。

 

本ラボでは

A:テキスト処理とAI基盤、

B:データサイエンス

C:データエンジニアリング

D:DAD応用

各カテゴリでの研究を並行して推進し、上記目的を達成します。

 

 

研究活動計画の概要

1年目

上記A〜Dの各カテゴリにおいて、密に連携を取りつつ、下記内容に関して組織的な研究・教育をブートします。

A-1. DAD時代に即した新たなテキスト処理技術とAI基盤構築(東中・光田)

B-1. テキスト解析を利用した深奥質感の評価方法開発(仲谷)

B-2. データ駆動による「働き方」「労働」評価方法の基礎研究(島津・仲谷)

B-3. データ駆動による「個別性」解析手法開発の研究(塩田・仲谷)

C-1. マルチモーダルコーパスの作成と共通基盤構築過程へのモダリティの影響分析(高汐)

D-1. DAD時代の法・社会制度整備に関する予備的議論(安宅・新保)

 

2年目

前年度までの成果に基づき、上記A〜Dの各カテゴリにおいて、引き続き密に連携を取りつつ、下記内容に関して組織的な研究・教育を遂行します。

A-1. DAD時代に即した新たなテキスト処理技術とAI基盤の予備的運用(東中・光田)

B-2. データ駆動による深奥質感表現創出の研究(仲谷)

B-4. データ駆動による「働き方」「労働」評価方法の開発研究(島津・仲谷)

B-5. データ駆動による「個別性」解析手法開発の適用研究(塩田・仲谷)

C-2. 共通基盤を評価軸とするHRI対話システムの構築(高汐)

D-2. DAD時代の法・社会制度整備に関する研究(安宅・新保)

 

3年目

上記A〜Dの各カテゴリにおいて、引き続き密に連携を取りつつ、下記内容に関して組織的な研究・教育を遂行、最終年度報告としてDAD×テキスト・シンポジウムを開催します。

A-1. DAD時代に即した新たなテキスト処理技術とAI基盤の運用・評価(東中・光田)

B-6. データ駆動深奥質感表現の利活用(仲谷)

B-7. データ駆動による「働き方」「労働」評価方法の活用(島津・仲谷)

B-8. 「個別性」理解と臨床教育学との連関の研究(塩田・仲谷)

C-3. 共通基盤を評価軸とする多対多HRI対話システムの構築と実証評価

D-2. DAD時代の法・社会制度整備に関する研究(安宅・新保)

D-3. DAD時代のテキスト処理研究成果の社会への実装(安宅)

構成メンバー

高汐 一紀代表 環境情報学部・教授
ラボ代表/ソーシャルヒューマンロボットインタラクションにおける共通基盤の研究
東中 竜一郎 環境情報学部・特別招聘教授/名古屋大学大学院 情報学研究科・教授
DAD時代のテキスト処理技術の研究と共通基盤研究
安宅 和人 環境情報学部・教授
DAD時代のテキスト処理研究成果の社会への実装
新保 史生 総合政策学部・教授
DAD時代の法・社会制度整備に関する研究
島津 明人 総合政策学部・教授(有期)
テキストデータ駆動による「働き方」「労働」のデジタル化支援に関する研究
仲谷 正史 環境情報学部・准教授
深奥質感情報に対するヒト主観を定量化し利活用する方法論の研究
光田 航 SFC研究所上席所員(申請予定)/日本電信電話株式会社 人間情報研究所
マルチモーダルコーパスの作成と共通基盤構築過程へのモダリティの影響分析

※構成メンバーの所属・職位および本ページに記載の内容は、本団体設立当時のものも含まれます。ご了承ください。

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