環境-文化再生デザイン・ラボ

Eco-cultural Regeneration Design Laboratory

※本ラボは終了しました。掲載の情報は終了当時のものです

開設2013年6月1日
代表者
池田 靖史
政策・メディア研究科教授/環境情報学部教授

目的

本ラボラトリは、国内外の企業や自治体などからの委託により、具体的な都市や地域を対象に、自然生態系と社会文化を総合的に再生するフィジカルデザインの研究を行い、実践的な企画・計画として提案することが目的です。そのための基本的な方針として以下の4点を重視しています。

  • 「グローバルな視点によるサスティナブルな都市環境デザイン」
    現代における持続可能な地域構造と国際的な協調連携との密接な関係を考慮し、グローバルな視点で環境を改善する方策を模索します。
  • 「地域のコミュニティや文化的コンテクストと生態系や気候風土が一体になった環境共生デザイン」
    環境への負荷を減らすだけでなく、地域の社会や個人の生活が生態系に積極的に接近し関係し合う事で環境融和への意識を育成します。
  • 「既成概念を乗り越えたライフスタイルの発見により斬新な価値を創造する環境創造デザイン」
    単なる現状分析や改善に留まらず、大胆な発想の転換に基づく具体的提案が新しい領域を拓き生活環境に価値を生み出すことを目指します。
  • 「先端的な情報技術の応用により環境問題へアプローチする環境情報デザイン」
    都市や建築の環境情報のモニタを最適な配置やスマートな制御に結びつける技術を追求して、環境と人間の関係を革新します。

研究活動計画の概要(1年目)

複数の関連研究を並行して推進するが、現在のところ1年目に予定しているケースには以下のようなものがある。

  1. 龍門温泉村成熟健康生活モデル地区構想研究Eco-cultural Village
    中国社会の今後の高齢化に対応し、健康を増進するライフスタイルを提供する新しい温泉まちづくりの計画・提案を行う。
  2. 丸の内の国際競争力向上のための新規機能導入の検討研究 Eco-cultural Core
    我が国を代表するビジネス街である丸の内地区において、国際競争力を強化するための新規機能導入の検討を行う。
  3. 次世代型エコシティ国際戦略研究Eco-cultural City
    日本企業が有する先端的な環境関連産業技術を国際的な地域づくりにおいて展開するための戦略を検討する。

構成メンバー

池田 靖史代表 政策・メディア研究科教授、環境情報学部教授:代表者、全体マネジメント
小林 光 政策・メディア研究科特任教授(非常勤):研究総括
小林 博人 政策・メディア研究科教授、環境情報学部教授:研究分担(都市空間デザイン)
一ノ瀬 友博 環境情報学部教授:研究分担(自然生態デザイン)
古谷 知之 総合政策学部教授:研究分担(人間健康デザイン)
大木 聖子 環境情報学部准教授:研究分担(都市防災デザイン)
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