SFC生涯学習グローバル研究開発・ラボ

GRAND HOPE LEARNING Laboratory

※本ラボは終了しました。掲載の情報は終了当時のものです

開設2011年4月20日
代表者
村井純
連絡先
井庭研究室
E-mail:iba[at]sfc.keio.ac.jp

目的

人間が抱く大きな希望(GRAND HOPE)— それは、生涯にわたって多くの人に出会い、それを通して自らの能力を磨き、他者に尽くすとともに自分の糧を得る、そういう一生を過ごすことである。自分の能力を発揮して社会に尽くすことが幸福(Happiness)と機会(Opportunity)と繁栄(Prosperity)をもたらす、そういう一生を送るためには、生涯にわたって、世代や地域を超えた人々とのコミュニケーションを取り、楽しく学び続けることのできる生涯学習(Life-long Learning)の新しい方法と新しい環境が必要である。本ラボの目的は、これからのグローバルなネットワーク社会における生涯教育の方法と環境を創り出し、実践し、向上させるための基礎研究と開発実践を行い、グローバル時代の生涯学習を先導することである。子どもや学生の教育はもとより、世代や地域を超えた生涯学習のために、グローバル社会、ネットワーク社会におけるコミュニケーションやインタラクションを通した学習方法の提案・開発をめざす。この目的のため、ネットワークを通じた人のコミュニケーションと学習に関する認知・脳科学の基礎研究を進め、その成果に基づいた学習方法のインフラとコンテンツを開発する。

研究活動計画

  1. 認知/学習/感情/コミュニケーションに関する基礎研究

    教育・学習支援の実践の裏付けとなる、認知科学にもとづく基礎研究を行なう。

  2. グローバルネットワーク社会における生涯発達に関する基盤研究

    グローバルネットワークの発展によって、学習の内容・方法・環境がどのように変化しているのかを把握し、今後どのような基盤が必要かを明らかにする。

  3. 学習方法および学習支援方法に関する研究

    探究型学習の「学び方を学ぶ」(Learning how to learn)ための方法、および、その支援方法についての研究を行う。

構成メンバー

村井 純代表 環境情報学部長・教授
グローバルネットワークを活用した学習環境開発、および、ラボ統括。
安西 祐一郎 理工学部名誉教授
認知科学にもとづく学習の基礎研究、および、学界・公官庁との連携。
小川 克彦 環境情報学部教授
学習を支援するデバイスの研究、および、企業との連携。
今井 むつみ 環境情報学部教授
認知科学にもとづく学習の基礎研究、および、海外の研究機関との連携。
古谷 知之 総合政策学部准教授
学習を評価手法の開発、および、海外の教育機関との連携。
井庭 崇 総合政策学部准教授
学習の支援方法の開発、および、国内の教育機関との連携。
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