インタラクションデザイン・ラボ

Interaction Design Laboratory

※本ラボは終了しました。掲載の情報は終了当時のものです

開設2005年6月1日
代表者
安村 通晃
連絡先
慶應義塾大学環境情報学部 安村通晃研究室
Tel:0466-49-3509

目的

コンピュータと人間との関わりは、従来のGUI(Graphical User Interface)が前提としたパソコンとの対話という段階からはるかに越えて、いまやユビキタスコンピューティングの環境へと大きく変化してきました。コンピュータを使用する場所も、オフィスや学校内だけにとどまらず、家の中から旅行先まで大きく広がってきています。これまでの、マルチモーダル、実世界指向、モバイル、ユビキタスなどのポストGUIのインタフェースやインタラクションの研究の成果と蓄積を踏まえて、オフィス・家庭・学校・移動環境など、さまざまな局面での多様なインタラクションの実現を可能とする「インタラクションデザイン」を新たに提唱し、その研究拠点となるべきラボを設立します。ここでは、従来型のパソコンに留まらず、新しい人工物のデザインを通じて、人の記憶や暮らし、生活、活動全般を、今までとはまったく違った形で支援する研究を展開いたします。
インタラクションデザイン・ラボは、ユーザーの立場から、ユビキタス社会におけるモノとヒトのあり方を考え、新しい形でコトをさりげなく支援するインタラクティブなデザインの活動を行なっていきます。

研究活動計画の概要

フェーズI:2005年6月~2006年3月
  • ラボラトリーの体制整備、行動計画策定
  • 「インタラクションデザインプロジェクト」のコンソーシアム立ち上げ
  • 具体的な場としての「公共空間」を取り上げ、
    その中でのインタラクションデザインを実施
  • 展示会の開催(2006年2月予定)
  • デザイン活動を通じた人材育成・強化
  • コラボレーションの開始(民博、トロント大学、お茶の水大学等)
フェーズII:2006年4月~2007年3月
  • 第2の事例に対するインタラクションデザインの実践
  • 展示会の開催(2007年2月予定)
  • デザイン活動を通じた人材育成・強化
  • コラボレーションの強化
  • 研究活動の中間評価
フェーズIII:2007年4月~2008年3月
  • 第3の事例に対するインタラクションデザインの実践
  • 展示会の開催(2008年2月予定)
  • 研究成果のとりまとめ
  • 研究活動の最終評価
  • 活動継続の検討

構成メンバー

安村 通晃代表 環境情報学部教授:全体統括
増井 俊之 環境情報学部教授:ユビキタス系統括
小川 克彦 環境情報学部教授:モバイル系統括
仰木 裕嗣 政策・メディア研究科准教授 環境情報学部准教授:センサー系統括
徳田 英幸 政策・メディア研究科委員長 環境情報学部教授
中西 泰人 環境情報学部准教授:時空間デザイン系統括
脇田 玲 環境情報学部准教授:ビジュアル系統括
佐藤 雅彦 環境情報学部客員教授 東京芸術大学教授:アニメーション系統括
WANIEK(浦上)Jacqueline SFC研究所上席所員(訪問):心理系評価統括
樋口 文人 環境情報学部講師(非常勤) SFC研究所上席所員(訪問):データ解析統括
石田 直子 SFC研究所所員(訪問):事務会計担当
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