ニューロ・ラボ
SFC NEURO LAB
※本ラボは終了しました。掲載の情報は終了当時のものです
開設 | 2019年6月6日 |
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代表者 |
牛山 潤一
環境情報学部 教授 仲谷 正史
環境情報学部 准教授 |
連絡先 |
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス イオタ棟306研究室
Tel:0466-49-3497 |
■目的
SFC NEURO LABは人間の、「行動(Behavior)」「情動(Emotion)」 「意思決定(Decision-making)」に関する神経科学研究に特化したラボラトリです。モデル生物を利用した先行研究の知見を参考にしながらも、人間の日常生活の行動から、経済活動・社会行動までを神経科学の視点から俯瞰して研究を実践します。
神経科学研究は、医学部や薬学部、理学部を中心として日本では推進されてきましたが、脳科学研究が21世紀に入って飛躍的に進んだことにより、これら既存の学部の枠にとらわれずに研究が行われるようになってきました。学際的研究活動を体現するキャンパスであるSFCは、神経科学を主要な研究課題として取り組む教員に加えて、人工知能・社会科学・ネットワーク科学の研究に携わる教員も数多く活躍しています。このような土壌において、ヒトを対象とする神経科学研究を行うことで、基礎科学[思考・感情・学習・知覚・運動・意思決定など、人を人たらしめる五感や高次機能の神経基盤)から応用神経科学(医学へ神経科学知見の提供、日常で体験する運動・音楽の神経科学研究、マーケティング分野における人間の感性の定量化、人間の意思決定の神経基盤の解明)までを射程に入れた研究に取り組みます。
直近では、以下のような取り組みを実施しています。
・3T fMRI(functional MRI)の導入と脳の三次元構造や脳機能結合データに基づく実験神経科学研究
・公用語を英語とした大学院教育研究活動[大学院アカデミックプロジェクト – NEUROとの連携]
・神経科学研究の国際連携・共同研究の積極推進
■研究活動計画の概要
- 研究施設fMRI(functional MRI)の導入およびfMRIを活用した研究活動の展開
- 国内外企業との共同研究
- 競争的資金による課題研究
- 大学院教育
- 成果発信(ウェブサイト、ORF等でのセッション企画、シンポジウム企画など)
構成メンバー
牛山 潤一代表 | 環境情報学部 教授 ラボ代表、統括、Neuro Motor |
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仲谷 正史代表 | 環境情報学部 准教授 ラボ共同代表、プログラムオフィサー, Neuro Touch |
安宅 和人 | 環境情報学部 教授 Neuro Economics |
青山 敦 | 環境情報学部 准教授 Neuro Informatics |
サベジ パトリック | 環境情報学部 准教授 Neuro Sound & Culture |
藤井 進也 | 環境情報学部 准教授 Neuro Music |
琴坂 将広 | 総合政策学部 准教授 Neuro Strategy |
小泉 愛 | 政策・メディア研究科 特任講師 Neuro Emotion |