湘南慶育病院連携・ラボ

Shonan Keiiku Hospital Collaboration Laboratory

※本ラボは終了しました。掲載の情報は終了当時のものです

開設2016年10月1日
代表者
矢作 尚久
政策・メディア研究科准教授

目的

本ラボラトリは、SFC(総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部、政策・メディア研究科、健康マネジメント研究科)とSFCに隣接して設立される湘南慶育病院との共同研究を実施し、次世代の医療に資するシステムの開発、実証、普及促進をおこなうことを目的とする。

我が国は、今後、急速に高齢化社会に向かうと予測されている。このため、高齢者の健康維持や医療費の削減が大きな課題となっている。現在の医療行為は、病院や診療所におけるものが主である。一方で、インターネットが普及し、家庭においても様々なバイタル計測やテレビ電話の活用ができるようになった。このような社会背景を鑑み、ICT時代の医療を根本から見直し、研究開発や実証、社会受容性の検討などをおこない、その普及促進を目指す。

研究活動計画の概要(2016年)

湘南慶育病院の設立準備期間であるため、具体的な開発・実証などは行わず、次世代医療のコンセプトづくりを行う。我が国においては、病床数や医療費の面から、回復後の早期の退院を推奨している。一方で、患者は不安を覚えることも少なくなく、退院後の経過観察などを求めている。このような現状を鑑み、家庭と病院の連携のありかた、そのシステム構成などについて検討を行う。また、病院開設後の実証の計画を立案する。

構成メンバー

矢作 尚久代表 政策・メディア研究科准教授:ラボ統括
村井 純 慶應義塾大学教授
河添 健 名誉教授
小松 浩子 名誉教授
植原 啓介 環境情報学部准教授:遠隔健康支援
宮田 裕章 医学部教授:医療政策
渡辺 光博 政策・メディア研究科教授:医療共同研究
宮川 祥子 看護医療学部准教授:ヘルスケア情報学
田中 浩也 環境情報学部教授:3Dプリンターとデジタルファブリケーション
仰木 裕嗣 政策・メディア研究科教授
竹川 節男 政策・メディア研究科特任教授(非常勤):病院経営
松本 純夫 SFC研究所上席所員:次世代医療戦略
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