ここからは個別のメディアマップの解釈の手法になるため、例示によって説明に代えたい。
ジャンル「ゲーム」では、レイヤー1,2,3から成る「メジャーマップ」と、レイヤー3,4から成る「ミドルマップ」、そしてレイヤー4,5から成る「マイナーマップ」の3メディアマップを作成し、メジャー事象とマイナー事象との比較検証を行った。
右図はそのうちの「メジャーマップ」である。メジャーなタイトルによって構成されるとはいえ、ここから即座に有効な知見を得ることが難しいことがおわかりいただけよう。
そこで、帰属レイヤー情報を基に、レイヤー1(下左図)、レイヤー2(下中図)、レイヤー3(下右図)と、「メディアマップ」を再度スライスし、その内部構造を分析するのが、解釈上の定石であると思われる。
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